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三重県の大観音寺、蛙や猫の大合奏、純金の巨大観音などから得る御利益とは!?

お寺。日本全国各地には古いものから新しいものまで様々なお寺があり、そこに参拝する人々も老若男女、様々な思い・悩み・問題を抱えています。

そんなお寺に参拝する際に、珍スポットファンなら、物珍しいものを見てみたい!といった思いを持っている方も多くいるはず。

かくいう筆者もその一人、これまでに一般的なものとは異なる様々な寺院を参拝してきました。今回紹介するのはその中の1つである三重県の大観音寺

そして、そこには思わぬ御利益の数々が筆者を待っていて…!

三重県と言ったら、伊勢神宮が有名ですよね!

本当に月並みの場所しか知らないのね、そんな超一級観光地は行き飽きたわ。今回はそんな私みたいな刺激を求める人のための珍スポットよ。

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目次

駐車場で迎えるは、カエルのオーケストラ

今回紹介する珍スポット・大観音寺は、三重県津市の山岳方面にあります。

このあたりの観光地としては、関西の軽井沢とも呼ばれる青山高原が有名で、ドライブやハイキングはもちろん、ツーリングの目的地になったりもします。

(筆者は以前夜間に青山高原に行き、大変な目に遭いましたが、それはまた別の話(・ω・;))

この日は三重県の別の珍スポットとして有名な陶芸空間 虹の泉を堪能したあと、山中の国道を北東に駆け抜けて目的地に到着。オートバイを駐車しますが、茂みの方には何やら異様な気配が感じ取れるようなないような…

霊気に誘われるにして茂みのほうに接近すると、そこには驚愕の光景は筆者を待っていました。

∑(๑ºдº๑)!!

カエル…!?そう、カエルなのです。駐車場脇の茂みに感じた異様な気配は、目をくりっとさせて人間のように2本の足で立ち、体が鮮やかな緑色で映えた大量のカエルの像たちなのです…

しかもこのカエル、2本の足で立ちながら、なんとオーケストラを奏でているのです。お寺の駐車場脇になんでカエルのオーケストラが!?っと非常にシュールな光景ですが、これは現実のものなのです。

公式HPによると、これらのカエル群は「お宝蛙」というらしく、「当寺のお宝蛙は小さなお子さんにとっては、怖い暗いと言うお寺のイメージを払拭するため、愛嬌のある蛙のオーケストラで表現し」たということです。φ(・ω・ )フムフム…

なるほど、そういう意図で作られたものなのですね、これらのカエル群は…!ただ、何の文脈もなく設置された大量のカエル像群によるオーケストラの光景は、これはこれでちょっと怖いように思うのは筆者だけでしょうか…

CHECK

見どころ1:駐車場脇で繰り広げられるカエルのオーケストラ

かえるのうたが きこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
ゲロゲロゲロゲロ クヮクヮクヮ

いざ、大観音寺へ

何はともあれ、カエルのオーケストラを鑑賞したあとは、いよいよ大観音寺の境内に突入します!

大観音寺の歴史は比較的新しく開山は昭和57年で、なんとあの黒川紀章の設計事務所監修のもと造営されたということφ(・ω・ )フムフム…

うーむ、それもあってか一般的な寺院にあるような山門とは違い、こちらは入口がアーチ構造となって赤く彩色されているなど何とも独特の形状をしております。

よく見ると、山門入口の両脇の屋根にはたくさんのカラス天狗が参詣者を出迎えてくれていて、何とも不気味な雰囲気を感じとることができます。

山門へ入場すると、何故か「自然が生んだ幻想美術 天然貴石」なるコーナーが…!お寺というよりは博物館・美術館に近い展示品のように思われるのは筆者だけでしょうか…

他にも不思議なものがいくつも展示してあります。こちらは樹齢一万年欅の霊木「金根冠」ということで、調べても何なのかよくわかりませんでしたが、たくさんの岩に樹木が複雑に絡みついており、自然が生み出しだ奇勝というあたりでしょうか…

受付には住職と思われる老夫婦がいて、そこで入山料を支払いました。

この日は小雨が降っていて筆者のテンションは低空飛行であったのですが、この老夫婦はそのような筆者の気分を払拭してくれるぐらいとても親切でいろいろ話してくれて、「傘貸しましょうか」というお言葉までいただきました。ありがとうございます(*´▽`人)

CHECK

開山は昭和57年で、あの黒川紀章の設計事務所監修のもと造営された。

まさかあの黒川紀章がこのお寺と関係していたなんて!
初めて訪問した時はそんなこと全然知らなかったわ!!

入場、そして演奏再び

入山料を支払い境内に突入すると、そこには驚くべきものが次々と筆者の前に姿を現しました…!

ネコっ!?∑(๑ºдº๑)!!

猫…!?そう、今度は猫です!駐車場では大量のお宝蛙のオーケストラが筆者を出迎えてくれましたが、境内ではなんと大量の猫が大演奏を繰り広げているのです…!

立看板によると、これらの猫は金運招き猫ということで、どの猫も様々な表情・姿・格好をしながらヴァイオリン・笛・ラッパといった楽器を演奏しております。

さらに、この猫の合奏の後ろに鎮座しているのは、赤色の鼻緒をつけて金色の文様が描かれた水色の巨大な下駄です!公式HPによると、こちらはこの後紹介する大観音寺の「本尊の大観音さまが万一、下駄を履かれたならばと想定して作った」仏足下駄ということです。φ(・ω・ )フムフム…

猫の大合奏に、巨大な仏足下駄と、こちらもカエルのオーケストラに負けず劣らずシュールな光景となっていました…!

また、この近くにはショウウィンドウに展示販売されているたくさんの仏像・仏具がありました。見ると金、金、金…!”お宝”蛙、”金運”招き猫と見てきましたが、どうやらこのお寺は、”金”推しであるようですね…

そして、筆者がさらに目を見張ったのは、最下段の仏像を見たときでした…Σ( ºωº )

∑(๑ºдº๑)!!

何体ものお地蔵さんがピースをしながら笑顔で歌っている…!?説明には「金運カラオケ地蔵」と記載されております。カエルや猫の演奏に続き、今度はお地蔵さんのカラオケ…!どうやらこのお寺は、”金”だけでなく、音楽推しでもあるようです。

よく見ると、お地蔵さんの前には値札があり、その価格はなんと10万円…高っ!

CHECK

見どころ2:境内入口付近の猫の大合奏、巨大な仏足下駄、カラオケ地蔵

お地蔵さんがニッコリしながら歌うなんて、当世的すぎてびっくりしました!

参道に鎮座する者たち

猫ちゃんたちの大合奏を堪能した後は、この大観音寺の本尊へと向かう参道を歩きます。ε=ε=٩(๑・∀・)۶

参道入口には、フラットアーチの構築物が立っていました。神社でいうところの鳥居のような位置に立っておりますが、ここは寺院なので鳥居ではありません。しかし、ここから俗世界から聖世界へと転ずる境界のような役目を果たしているのは同じなような印象です。

ここから参道へ入ると、それに沿って本日3回目となる驚くべき様々な仏像・品々たちが筆者を待ち構えていました。Σ( ºωº )

まず、すぐ見えてきたのは黄金色をした大きな四角形状の物体。その名はなんと純金繁盛枡大観音寺の推しの1つである”金”がまたしても登場です。

台座にはその貴重性を示すかのように「SECOM」のステッカーが貼られ、枡は頑丈そうなケースに入れられていますが、こんな実用性を伴わない巨大な枡を本当に純金で作ったのでしょうか…?もし本当ならすごすぎます…!($Δ$)

また入口右に鎮座しているのは、金運・商売繁盛 にっこりお福。こちらの像もまた”金”を推しているようです。見るのがまばゆいくらいのにっこりとした笑顔を浮かべるお福、一般的なお寺ではあまりお目にかかれないような鎮座物ですね…

さらに、入口左に鎮座しているのは商売に勝つ、病気に勝つ、人生に勝つ」、その名は「やるき達磨」!がっしりとした体格をして、数珠を掴んだ腕を前にがんと突き出しながら、堂々たる姿勢で座っています…!

近づいて見ると、見開いた目で「喝っ!」と怒鳴っているかのように口を開けていて、見ているこちらが思わずたじろいでしまうかのような迫力ある表情Σ( ºωº ) こんなふうに喝をいれられたら、今日はなんだかやる気がでない…なんて口が裂けても言えませんよね!

また別のところでは、にっこりお福に負けないくらいの笑顔を浮かべたえびす様が、釣り竿を引き上げながら大きな鯛を釣っています。引き上げたときの水しぶきなど細かいところまで作りこまれているのがこれまたステキ…!

そしてそのえびす様の参道挟んですぐ隣にあるのは、これまたすごい笑顔を浮かべて米俵の上に立っている大黒様。えびす様も大黒様も金運・商売繁盛の御利益があり、”金”推しの大観音寺にふさわしい神様ですね。φ(・ω・ )フムフム…

他にも見逃せないのが参道脇にいくつも立っている六角形状の構造物の中に鎮座している黄金色の仏像たち。ガラス越しにそれらに拝することができますが、ここではそのうちの2つだけを紹介しますね。

シェー!∑(๑ºдº๑)!!

とでも叫んでいそうな躍動的な大黒天。その格好から、筆者は思わず少年のころに読んだおそ松くんのイヤミを思い出してしまいました笑

邪鬼を踏みつける毘沙門天もいました!こちらもすごい黄金…!

毘沙門天を見ると、その踏みつけられた邪鬼がどのようになっているか目が行ってしまうのが筆者の性分ですが、こちらの邪鬼も起き上がろうとするような姿勢で、頭とお腹を踏みつけられている姿がいい味を出しています

CHECK

見どころ3:参道脇に鎮座する特徴的な像の数々

境内に鎮座する者たち

参道脇の像たちを鑑賞しつつ歩き進むと、もう本日何度目だよっ!とツッコミを入れたくなるような驚嘆の光景が、観音様が立っている前の場所に広がっていました。

デカッ!∑(๑ºдº๑)!!

まず目が行ってしまったのは、筆者よりはるかに大きい巨大な釜!弘法大師秘万傅 金運 萬倍釜と言うそうです。なんだか着陸したてのUFOのようにも見えてしまいました笑

公式HPの説明によると、「弘法大師が炊いたお米が一万倍になり、飢えで苦しむ多くの庶民を救ったといわれる「一粒一万倍の釜」の伝説にあやかって、飢えに苦しまぬよう、金運に恵まれるよう願いをこめて造られ」たということで、「世界最大の釜」ということです…φ(・ω・ )フムフム…

おっと!その向かいには、またしても巨大で獣のような姿をした者が、両隣に獅子を従えながら鎮座しています。これまたなんだか特徴的、近づいて見てみることにします。

その名はガン封じ 神獣白澤!顔や体の上で見開かれらた3つの目がちょっと怖いような印象。上方を見上げる顔はまるで人のもののようにも見え、知り合いのあの人に似ていなくもないような笑

公式HPによると、「ガン封じの神様で、白澤(はくたく)とは中国に伝わる伝説の神獣で」「 牛のような体、人の顔に羊のあご髭、目は9つ、角が6本とされ、病魔を防ぐと信じられていた」ということです。φ(・ω・ )フムフム…

おっとっと!さらにこの神獣白澤の隣には観音様の像が立っています。すごい笑顔がステキな観音様、口元に近づけている手は、何かを持っているようです。

マイクっ!?∑(๑ºдº๑)!!

そう、観音様がもっているのはマイクで、どうやら歌っているようです…!カラオケ地蔵なんていうものは既に見ましたが、こちらはカラオケ観音ということで、公式HPの説明は以下のようになっておりました。φ(・ω・ )フムフム…

観音様は様々な形に変化(33変化)して人々を救済されます。歌が上手くなりたい、またマイクを持つ職業の方、またそれを目指している方の成就を願って建立された観音様です。大観音寺公式HPより抜粋)

こんな観音様もありっ!?いろいろなお寺を見てきた筆者ですが、歌の御利益という斬新な発想には衝撃を受けました…!

CHECK

見どころ4:観音様前に鎮座する金運・萬倍釜、ガン封じ・神獣白澤、カラオケ観音

斬新的すぎて、ワシみたいに固定観念に縛られた者はついていけないなorz

世界最大、純金の観音像とその周辺

そして、両サイドの鎮座物を見た後は、このお寺の御本尊の観音様へと向かいます。その巨大な大きさ、黄金色といった特徴により、境内に入った時から遠くでずっとその存在を感じていました。

これは何とも神々しい…!全身を金色に彩った観音様が後光を背負いながら立っています。公式の説明によると、この金はなんと純金っ!?ということで、高さは33メートルで世界一ということです!φ(・ω・ )フムフム…

「何をもって世界一なの?高い仏像なら、これよりもはるかに高い120mの牛久の大仏もあるよ?」といった意見もあると思いますが、純金の仏像で世界一ということでしょうか…?

いずれにせよ、これが本当に純金でできているのならすごいこと!泥棒でも、とてもこんな巨大な純金を盗むのは難しそうです…

そして、御本尊である観音様がすごければ、その足元もこれまたすごい!純金の巨大な観音様を、大量の観音様が円状に取り囲んでいるのです。その大きさは1.5mで、数はなんと108体!!

人間の百八の煩悩を取り払う働きを示されているということ。φ(・ω・ )フムフム…こんな尊い姿を見て、あなたはまだそんな煩悩をいだいていられますか?

さらに、その近くには巨大な仏手がこれまた鎮座。手のひらに金色で書かれているのは印相で「相手の願いを聞き入れようという深い慈悲心を表した与願印」(公式HP)ということφ(・ω・ )フムフム…

階段を登って上からその印相を眺めることもできてこんな感じです。小雨が降っていたため、手がテカっていました。巨大の仏像に鎮座する仏手というと、珍スポットでは名古屋大仏なども思い出してしまいますね

CHECK

見どころ5:純金で世界一高さ33mとされる観音様とその周辺。

観音様の背後には

観音様がすごければ、その背後もこれまたすごい!観音様の後ろは山の斜面になっていますが、ここではこの記事最後となる驚嘆・驚愕の光景を目にしました。

∑(๑ºдº๑)!!

山の斜面には滝が流れておりましたが、その下には何体もの河童像、下にはたくさんの金色をした天狗像が鎮座していたのです…!

座禅を組んで念仏を唱える河童もいれば、笛や太鼓を演奏する河童、子河童を肩に担いた親河童など、河童社会においても多様性といったものがあるようです…!

よく見ると河童の周囲にはたくさんのカエルの置物が置いてありました。これは可愛い( *˙ω˙*)و グッ!

天狗は山から下りてきて、まるでこれから何かの決戦に挑むかのような雰囲気です。その手には武器のような棒状のものをもっていました。

そして、最後に見た天狗の大軍団たちも、大観音寺が推す”金”、”金”、”金”、で彩られていました…(終わり)

CHECK

見どころ6:観音様の背後に陣取る大量の天狗と河童の像。

まとめ

今回の大観音寺は、特徴的なたくさんの像が鎮座しており、珍スポット好きには必見の場所!

本文で紹介しきれなかった他の像もたくさんあり、また撮影禁止だったため今回は本文に記載しませんでしたが、体力的、時間的に余裕がない人のために1か所で四国八十八ヶ所巡りと同じ御利益があるとされるお砂踏霊場など他にも見どころがあります。φ(・ω・ )フムフム…

一般的な観光地とは言えないかもしれませんが、“金”や”音楽”といったものがこれでもかというほど推されているため、それらの御利益にあやかりたい人は参詣してみるのもいいかもしれませんね。

“金”や”音楽”の御利益から感じるロマン、興味がある方はぜひ大観音寺へ!

まとめ
  • 開山は昭和57年で、あの黒川紀章の設計事務所監修のもと造営された。
  • 金や音楽関係の像や御利益が多い印象。
  • 見どころ1:駐車場脇で繰り広げられるカエルのオーケストラ
  • 見どころ2:境内入口付近の猫の大合奏、巨大な仏足下駄、カラオケ地蔵
  • 見どころ3:参道脇に鎮座する特徴的な像の数々。
  • 見どころ4:観音様前に鎮座する金運・萬倍釜、ガン封じ・神獣白澤、カラオケ観音
  • 見どころ5:純金で世界一高さ33mとされる観音様とその周辺。
  • 見どころ6:観音様の背後に陣取る大量の天狗と河童の像。

訪問日:2022年4月17日

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