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蛇窪神社(天祖神社)、何匹もの白蛇や龍神が鎮座する不思議な境内(東京都品川区)

十二支、それは子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)のの総称であり、毎年毎年順番にその年の支があてがわれます。

その年の十二支の動物は神社やお寺の境内を飾り、マスコミなどにも取り上げられてその年を代表するものとして扱われていくことになります。

そのような12もの種類がある十二支ですが、その中の巳(み、蛇のこと)を祀っていて珍スポット的な景観を呈している神社があるのです。

その神社の名前は都内にある蛇窪神社(へびくぼじんじゃ)、果たして今回はどのような不思議に会うことができるのでしょうか。

12もの種類があるのに、その中の巳(へび)に重点をおく神社なんてあるわけないでしょう。

想像力が矮小なのね。
十二支を平等に扱わなければならないなんて誰が決めたの?
そんなつまらない固定観念に囚われたあなたは、毎年毎年その年の十二支の動物に気を取られ、気づいた時にはもうおじいさん。
現実は残酷ね…

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目次

いざ、蛇窪神社へ

蛇窪神社へ到着

今回紹介する珍スポット・蛇窪神社は、東京都品川区の二葉にあります。

東京には駐車場が少なく車・オートバイでの観光は不向き、ということでこの日はJR横須賀線に乗り、西大井駅で下車して徒歩で目的地を目指します。

住宅地を歩いて10分もしないうちに目的地へ到着です。令和元年に建てられたとされる境内入口の大鳥居や本殿は、どんな者でも敬虔な気持ちとなってしまうような大変立派な風格を呈していますね。

蛇窪神社の由緒

蛇窪神社の始まりは、鎌倉時代の元亨2年(1322年)まで遡ります。

当時この蛇窪の地には厳正寺というお寺がありましたが、その年この地を含む武蔵国(現在の東京・埼玉地域)は干ばつに見舞われて、大飢饉到来の危機にありました。

この危機から脱するために、厳正寺の当主はお寺の北西にある古池の畔に鎮座していた龍神社に祈願したところ、奇跡が起きたがごとく大雨が降りだし、飢饉の発生を防ぐことに成功します。

この龍神の神恩に感謝した人々はこの蛇窪の地に神社を勧請したとされ、これが蛇窪神社の始まりとされています。

またこのような由緒により龍神と縁があることに加えて、かつて本殿の隣の洗い場に住んでいた白蛇を呼びもどしてこの地で祀るようになったという由縁から蛇窪神社は白蛇にも縁があるとされ、東京の白蛇様とも呼ばれています。

以前は通称で上神明天祖神社(かみしんめいてんそじんじゃ)とも呼ばれ、現在は天祖神社(てんそじんじゃ)とも称されます。

CHECK
  • 東京都品川区の二葉にある蛇窪神社は鎌倉時代に創建された歴史ある神社。
  • 龍神や白蛇にゆかりもあり、東京の白蛇様とも称される。

蛇にゆかりがある神社が本当にあったなんて…

境内に鎮座する蛇

このような由緒ある神社に、場違いとも思われる珍スポット的な風景を見ることができるのでしょうか?-多くの人がこのような疑問を持つのはもっとものことです。

しかし、そのような不可思議な光景は、この神社に縁があるものを前面に表して存在しているのです。それではそのような奇抜・風変りなものを見ていくことにしましょう。

社殿左横の入口

珍スポット的なオブジェは、本殿左横の木製鳥居がつらなった入口から入った土地にあります。筆者も鳥居の前で一礼、その土地に入りあたりを見回すと、そこには風変わりな光景が立ち現れてくるのでした。

撫で白蛇

∑(๑ºдº๑)!!

へびっ!?なんと鳥居をくぐった先には、2匹の蛇が可愛らしい格好で鎮座してこちらを見つめているのです。撫で白蛇ということで、撫でると御利益があるということでしょうか…

左右から眺めても、蛇のうねり方や体中にまとった鱗まで、大変精巧に作られていることがわかります。一般的な神社では見ることができない、白蛇の由緒ある蛇窪神社だからこそ見ることができる石像でしょう。

また寅年にも関わらず、その横に奉納されていたのは、これまた可愛らしいたくさんの陶製の白蛇の置き物。この神社の白蛇信仰は干支をも凌駕してしまうということでしょうか…

蛇窪龍神社

撫で白蛇はたしかに珍しいけど、奇抜・風変わりという点ではちょっと物足りないかも-そんな方もご安心ください。撫で白蛇の隣にある蛇窪龍神社には、蛇窪神社が珍スポットとされる由縁のものが鎮座しているのです。それは視点を動かすとすぐに見えてくるのです…

∑(๑ºдº๑)!!

龍神!?なんと撫で白蛇のすぐには、蛇窪神社にゆかりあるとされる巨大な白い龍神像が安置されているのです。しかも先ほどの撫で白蛇の精巧さとは打って変わり、こちらは手作り・ハンドメイド感あふれるものとなっていて、奇抜性という点ではなかなかの光景と呈しております。

茂みに隠れてしまっておりますが、公式サイトの説明によると、白龍の長さはなんと全長8メートルにも及ぶとのことです…

白龍以外も不思議なオブジェはまだまだ続きます。鳥居の先にある祠の周りにはたくさんの白蛇がいて、まるで今にも動き出しそうな雰囲気を醸し出しています。

近くでみると、これまた手作り感あふれる白蛇たち。目が赤く口をかっと見開いた比較的大きいものから、小さく可愛らしいものまで、非常にユニークな印象を見る者に与えます。

こちらの赤い蛇腹を見せた右側の白蛇はなんとも挑発的。油断したところで長い体でこちらにカッと襲いかかり、標的をその毒牙で仕留めるといったところでしょうか。左側は体を反り上げながら、何やら秘伝の巻物のようなものを加えています。

さらに、手前にはぐるぐるととぐろを巻いた可愛らしい白蛇まで鎮座していました。

これらの不思議な印象を受ける白龍・白蛇のオブジェは、地元でとび職をしていた真鍋勝氏によって手作り・奉納されたものということです。また、以前は境内にあった厳島弁天社に安置されていたところ、令和3年に蛇窪神社を建立してこの場所に移されたということでした。

以前にこれらの白龍・白蛇を見たことがあるよという人も、別の場所に移されたこれらのオブジェを再び見ることで、前とは違った印象を受けるかもしれませんね…

白蛇弁財天

蛇の像はまだまだ続きます。こちらは手作りの白龍・白蛇のオブジェのすぐ近くにある白蛇弁財天。周りには池があり、一見普通の弁財天のようにも思えますが、よく見るとこちらも祠の前で何か異様なものの気配を感じます。また、おそるおそる近づいていきます…

∑(๑ºдº๑)!!

やはり期待は裏切られませんでした。祠の前に安置されていたのは赤い目をした白蛇の像夢巳橋という橋にある石柱の狭い上面の上に、うねりながらその体を乗せています。

先ほどのハンドメイド感あふれる白龍・白蛇のオブジェとはまた打って変わり、こちらは撫で白蛇と同じように非常に精巧。

対になるほうはうねりながら、何とも絶妙なバランスを取りながら石柱の上に鎮座しております。あぶない、落ちちゃう、落ちちゃうよー。

祠の前の2匹で終わりと思いきや、近くの茂みにもまた白蛇の像が鎮座しておりました。危うく見逃すところでした、油断も隙もあったものではありません…

こちらはかつて厳島弁天社という名称で呼ばれハンドメイドの白龍・白蛇もこちらに祀られていましたが、御鎮座700年の改修事業を期に白蛇弁財天と改められ、現在の様相を呈しています。

蛇松

さらには近くにあった松の木まで蛇としてしまうまでの蛇へのこだわり、蛇松と称されています。

本来なら蛇のように這い伸びた松の木となっているところ、草葉が茂っており、また角度が限られているためか、残念ながら木の部分は見ることができませんでした…

CHECK

本殿横の土地には、白蛇の石像や手作り感あふれる白龍・白蛇のオブジェが鎮座しており、風変りな光景と呈している。

本当に白龍・白蛇に対するこだわりが強く感じられる神社ね!

まとめ

今回紹介した珍スポット・蛇窪神社は、ゆかりある龍神や白蛇の石像やハンドメイドのオブジェを安置することにより、非常にユニークな景観を呈していました。

正直なところ、驚愕・驚嘆するようなインパクトという点はあまり強くないかもしれませんが、他の神社では見ることができない不思議な光景を呈していると言うことはできると思います。

初詣などお参り目的はもちろん、東京都品川区と公共交通機関の便がよいところに位置しているため、他の観光と併せても行きやすいですね。(爬虫類好きの方がいくのもありなのか?笑)

龍神や白蛇とゆかりある神社から感じるロマン、気になる方はぜひ蛇窪神社に足をのばしてください!

まとめ
  • 東京都品川区の二葉にある蛇窪神社は鎌倉時代に創建された歴史ある神社。
  • 龍神や白蛇にゆかりがあり、東京の白蛇様とも称される。
  • 本殿横の土地には、白蛇の石像や手作り感あふれる白龍・白蛇のオブジェが鎮座しており、風変りな光景と呈している。

訪問日:2022年8月14日

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