パワースポット、それは超自然的なエネルギーがあふれていて、そこに行くと活力が得られる場所とされています。
神社仏閣などの観光地を初め、パワースポットとされる場所は日本各地にたくさんあるのではないでしょうか。
筆者はそんなパワースポットとカエルが渾然一体となった珍スポットがあることを知り、フィールドワークへ行ってきました。
今回は、そんな長野県根羽村の最強パワースポット・カエル館について紹介します。
山中に佇む謎の建物
今回紹介する珍スポットは、愛知と長野の県境にある茶臼山にあります。
茶臼山は観光的要素が多く、ロープウェイはもちろん、春には芝桜を見たり、冬にはスキーをしたりして楽しむことができます。
ツーリングの目的地になることも多く、筆者自身なんども茶臼山には行ったことがあります。
しかし、何度も茶臼山に行ったことがある筆者でも、つい最近までこの場所は知りませんでした。
なぜなら上記のように道路わきの森林の中に建物があり、運転していたらそのまま通りすぎてしまうような場所だったのです。
その存在を知り、今回は浜松から国道257号から三遠南信自動車道、国道151号を経由し、茶臼山高原道路より到着。
今までは何も気づかず通りすぎていただけの建物にはよく見ると、興味深い言葉がこれでもかと並んでいます。
とにかく茶臼山はパワースポットだと推しまくる看板(笑)
またこのカエル館の見どころとしては、新種で”ワン”と鳴くカエルがいるそうです。
そしてその下にはまたその説明より大きいフォントで「衝撃のゼロ磁場体験」という文字が。
とにかく興味を引きつける言葉の数々に、私の期待のボルテージは上昇していきます。。
建物内はパワーが充満
では、建物に入っています。
受付の人に料金を支払って進むと、ポスターや新聞記事の切り抜きが何枚も貼ってある直方体状の部屋があります。
何の部屋か見ていると、受付にいた男性が出てきていろいろ説明してくれました。
ここはゼロ磁場、ここは強磁場が発生しているパワースポット、感覚が鋭い人だとビリビリ感じますが、あなたはいかがですか、と。
うーむ、自分は鈍感なのであまりピンときませんでしたが、いろいろ説明をしてくれているのに、「何も感じません」とつ回答をするのも気まずいです。
ここは、ああなんか感じるような、という無難な回答をしておきました。
正面のポスターには、「実感できるパワースポット」「パワースポット茶臼山」「パワーの充電は「パワースポット」で!」
そとの看板と同じように、ここでもパワースポットを推しまくり!
写真の一枚には、俳優の原田龍二さんがサインをもってカエル館をアピールしています。
こんなパワーに満ちた場所が茶臼山にあったとは、、恐るべきカエル館。。
パワーをくれる品々
パワースポットの部屋の近くには、今度は様々な石がカエルの敷物の上に置いてあります。
「恋愛運UPのハート形パワーストーン」「パワーをくれる石」「邪気を吸収する石」、、
「茶臼山のパワーストーン」「パワーをくれる石」「邪気を吸収する石」、、
パワースポットの次に今度はパワーストーンの数々。
なんだか同じような効力の石がいくつもあるように思えますが💦
こちらのほうも係の男性が案内してくれて話してくれます。
さわるとビリビリ感じませんか?
う、うーむ、そう言われるとビリビリしてきたような。。
ガラスケースにもまたパワーストーンの数々。
人の名前がある石は寄贈でしょうか。
上方には「高千穂」「踊り子」「出雲」というパワーをくれそうな地名が記載されている表示板。
よく見るとこんなものまで!
キイロスズメバチの巣もパワーをくれるものなんですね。。
・・・
県道223(ふ・じ・さん)、、
なるほど!こいつはパワーをくれそうだ。。
新種のネバタゴガエル
パワーをくれる品々の次は、いよいよ表の看板にも案内のありました、ネバタゴガエルの登場です。
これがそのカエルがいるという水槽。中を覗いていますと、、
いました!これがネバタゴガエル、小さくてとてもキュートですね。
鳴くのは繁殖期の5月頃ということで、ちょうどその月だったため、しばらく待ってみましたが、残念ながらワンと鳴いてくれません涙。
案内の人によると、つい先ほどまでワンと鳴いていていつ鳴いてもおかしくないということ。
外の池の畔でもワンと鳴くのが聞こえるということで館内を見学したあと行くことにしました。
ネバタゴガエル以外にも茶臼山で見られる様々なカエルの数々。
カエル以外にも、イモリまでいました。
生きたカエルだけではない
そして、カエル館にあるのは生きたカエルだけではありませんでした。
見てください、自然ではなく人間の手によって生み出されたカエルの置物の数々。
これでもかっというバリエーションのカエルの置物の数々。
世の中こんなにもたくさんのカエルの置物があるのかと感心するとともに、よくもここまで集めたものですね。
ものすごいカエル愛が伝わってきました涙
池のほとりでワンを聴く
飼育されているネバタゴカエルのワンという鳴き声は聞こえなかったわけですが、管理者の方と話していると、そばの池の畔に行けば、ワンというカエルの鳴き声を聴くことができるということで、館内見学後行ってみました。
たしかに何かの動物が鳴く声。たしかにワンと聞こえるような。。
パワースポットやカエルから感じるロマン、興味がある方はぜひカエル館へ!
訪問日:2022年5月22日
詳細情報
- 住所 :長野県下伊那郡根羽村茶臼山3370-1
- アクセス:茶臼山高原スキー場より3分
- 営業時間:4月下旬~10月末の間に開館(年により変動するため要確認)
- 月・火・金曜日:午前10時~午後3時
- 土・日曜日:午前10時~午後4時
- 休日 :毎週水曜日・木曜日(予約日・祝日・8月を除く)
- 料金 :高校生以上400円 小中学生300円 園児200円(保護者同伴は無料)
- 駐車場 :無料
- 問合先 :0265-49-2580
- 公式HP :http://powerspot.travel-way.net/caerucan2019
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