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猫ビル、知の巨人・立花隆事務所が呈する異様な光景とは?(東京都文京区)

1974年に「文藝春秋」で田中角栄の汚職を暴いて、ジャーナリストとして不動の地位を築いた立花隆氏。

生物学、環境問題、医療、宇宙、政治、経済、生命、哲学、臨死体験など多岐にわたる執筆活動を行ったことから、「知の巨人」のニックネームを持つことでも有名です。

このように様々な分野で偉大な功績を残した立花隆氏ですが、なんと珍スポットにも関係していたことが今回の調査でわかりました。

今回はそのような立花隆氏にまつわる珍スポットとして、猫ビルを小編にてご紹介いたします。

知の巨人が珍スポットと関係あるはずないでしょう。

サブカルとし軽く見られがちな珍スポットだけど、なかには高度な知的産物のものもあるのよ。そして今回紹介するのは、あの知の巨人にまつわるものなの。

目次

いざ、猫ビルへ!

今回紹介する珍スポット・猫ビルは、東京都文京区にあります。この日は自宅から地下鉄に乗り、後楽園駅で下車して目的地へと向かいます。

後楽園といえば、小石川後楽園をはじめとして東京ドームや遊園地、スーパー銭湯のラクーアなどもあり、娯楽には事欠かない街ですね。この日は休日ということもあり、多くの人通りで賑わっていました。

また東京大学受験に特化した河合塾本郷校などもあり、受験生時代に通っていた筆者にとって大変なじみある街でもあります。

このような街の近くに珍スポットがあるなど学生時代には知りもしませんでしたが、いったいそれはどのようなものなのでしょうか?

後楽園駅から小石川方面へ10分ほど歩いて目的地付近へと到着、今のところはいたって普通の住宅街といった印象です。さらに先へと進んでいきましょう。

おや?まだまだ住宅街の印象が強いですが、その中で何かこちらを見つめている視線を感じます。どうやら曲がり角の黒い建物からその視線は発せられているようです。

近づくにつれて、視線の正体がだんだんと明らかになってきました。曲がり角の黒い建物には、何やら動物の顔が大きく描かれていることがわかります。

はやる気持ちにまかせて一気に黒い建物に近づくと、そこには驚愕の光景が待っているのでした…!

∑(๑ºдº๑)!!

なんと黒い建物に描かれていたのは、大きな猫の顔だったのです!住宅街のなかであまりにも異質な光景を呈しているため、なぜこのような建物があるのかと疑問を持つ方も多いのではないのでしょうか。

実はこの建物こそ、今回紹介する珍スポット・猫ビルなのです。そしてさらに驚くべきことに、この猫ビルは知の巨人・立花隆氏の事務所でもありました。

立花 隆(たちばな たかし 1940年-2021年)は、日本のジャーナリスト、ノンフィクション作家、評論家。執筆テーマは、生物学、環境問題、医療、宇宙、政治、経済、生命、哲学、臨死体験など多岐にわたり、多くの著書がベストセラーとなる。その類なき知的欲求を幅広い分野に及ばせているところから「知の巨人」のニックネームを持つ。

1974年、『文藝春秋』に「田中角栄研究~その金脈と人脈」を発表して田中金脈問題を暴いて田中角栄首相退陣のきっかけを作り、ジャーナリストとして不動の地位を築く。

Wikipediaより

立花隆氏といえば大量の蔵書の中で取材を受けていたのが記憶にありますが、その大量の蔵書もこの建物内にあったそうです。

また気になるのはこの絵の作者ですが、日本特撮映画の背景専門画家である島倉 二千六氏(1940年-)が1992年に制作したものであるそうです。

猫の絵の右下の方に、頑丈そうな青い扉がありました。関係者の方はこちらの扉から出入りをしていたことがうかがえます。

表札には住所とともに、アルファベットで「TACHIBANA」と記載されていました。

またこの猫ビル横の通りは六角坂とされており、古くには六角越前守の屋敷があって江戸切絵図にも記録されるなど、非常に歴史のある場所のようです。

建物に描かれた大きな猫の絵はもちろん、まさかその建物が立花隆の事務所だったなんて、2つの意味でびっくりね。

まとめ

今回紹介した珍スポット・猫ビル、いかがでしたか!?

大都会・東京の住宅街にあって大きな猫の絵が描かれた建物は、異様な光景を呈するとともに、それが立花隆の事務所であったことにより、2つ意味で驚くことができる珍スポットということができるでしょう。

交通のアクセスもかなりよいところに位置しているため、東京観光の一興にこの猫ビルを取り入れてみるのもよいかもしれませんね。

大きな猫の絵が描かれた建物から感じるロマン、気になる方はぜひ猫ビルを見に行ってみましょう!

まとめ
  • 猫ビルは東京都文京区に位置している。
  • 黒い建物に描かれた大きな猫の絵は、住宅街の中で異様な光景を呈している。
  • 知の巨人・立花隆の事務所であり、大量の蔵書が保管されていた。

訪問日:2023年12月17日

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