三鷹天命反転住宅、大通りに建つカラフルかつ幾何学的な家とは！？(東京都三鷹市)

東京西郊外に建つ三鷹天命反転住宅。

それは珍スポットとして独特・奇抜な外観を呈しているのはもちろんのこと、それとは相容れないような日常感あふれるロケーションに立つことで、その異様さがよりいっそう際立つところとされています。

噂の家系珍スポットとはどのような場所なのか？今回はその住宅の様子について、実際に訪問した情報をもとに小編にてご紹介いたします。

いざ、三鷹天命反転住宅へ！

今回紹介する珍スポット・三鷹天命反転住宅は、東京都三鷹市大沢に位置しております。今回は東京23区にある自宅から、首都高-中央自動車道を経由して目的地へと向かいます。

目的地には駐車場はないため、付近の脇道にオートバイを停車して徒歩で目的地へと向かいます。数分足らずで４車線もある立派な大通り沿いに出ることができました。

この日の交通量は非常に多く、たくさんの車や人が行きかっています。このような日常感あふれる通りに珍スポットなどあるのかと疑ってしまいたくなりますよね。でも右側をよく見てください、そのような常識を覆す異変は、もうすぐそばまでせまっているのですよ。

∑(๑ºдº๑)!!

これは家！？日常感あふれる大通りの中で、一見家なのか判断がつかないほどの異彩を放つ建物が堂々と立っているのです！色とりどりにして、四角・丸などが入り混じる幾何学的な外観は、個性的であることこの上ないでしょう。

そう、この建物こそ今回紹介する珍スポット・三鷹天命反転住宅なのであります！非日常的・非実用的な外観と呈しておりますが、これは人が居住するための立派な家なのです。

この住宅は芸術家・建築家である荒川修作と詩人にしてそのパートナーであるマドリン・ギンズにより「死なないための住宅」という構想のもと制作が始められ、2005年に完成しました。(荒川修作氏はたくさんの珍スポットおよびその著名人を生み出している名古屋出身であるそうです。)

内外装に14色の彩色が施された9戸の集合住宅は、その独特な外観もあって多くの人が訪問するところとなり、インターネットやテレビジョン・新聞など各種メディアに紹介され続けているということです。(より詳細な解説は公式HPを参照のこと。)

カラフルにして幾何学的な外観を堪能したあとは、細かな意匠を見ていきます。家の前には木箱のようなオブジェがおいてありました。家から出たごみなどを入れておくためのものなのでしょうか…

鉄製の門扉について片方の上側が直線、もう片方の上側は円上となっており、またそれぞれの間の横棒は不規則に並んでいるなどしてここでも意匠が施されていることがわかります。

別の場所には、木製の柵や門扉などもありました。こちらは加工されていないハンドメイド感あふれる概観から、暖かみを感じられるようでもあります。

今度は家とは反対側の歩道に立ち、離れた家の外観を見てみることにします。遠くから見ると、本当に日常感あふれる道路沿いに立っていることがよりいっそう感じられますね。

このように大変奇抜な外観をした家なのですが、この日の訪問した時間帯にこの家に着目していたのは筆者だけのようで、他の人は目も止めずに通りすぎているのが印象的でした。周りの住民にとっては、ずっと見ていてもはやこの家も日常と化しているのでしょうか…

大の大人がライダースーツを着ながらパシャパシャと写真を撮っているのはあまりにも居心地が悪かったので、必要最小限の写真を撮ったあとそそくさと立ち去りましたとさ。

ちなみにこの住宅は定期的に事前予約制の見学会も実施しているようで、内部の様子も見ることができるということでした。(公式HPにて予約可)　また機を改めて挑戦してみようと思います。

まとめ

今回紹介した珍スポット・三鷹天命反転住宅、いかがでしたか！？

カラフルにして幾何学的な住宅は、多くの人が行き交う大通りというロケーションも相まって、思わず目を止めてしまうような異質な空間を形成しており、立派な珍スポットということができるでしょう。

交通の便は良いとは言い難く専用駐車場もないようですが、他では見ることができないような独特な外観をした住宅は珍スポットファンもそうでない方も一見の価値ありと言えますね。

奇抜な外観をした住宅から感じるロマン、気になる方はぜひ三鷹天命反転住宅を訪問してみましょう！

訪問日：2023年12月10日

詳細情報