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柳森神社-ユニークなたぬき像が鎮座する秋葉原近くの神社とは!?(東京都千代田区)

東京の一大観光地のうちの一つである秋葉原。

戦後に闇市から電気街として大きく発展を遂げたのち、アニメやマンガ、ゲームなどのサブカルチャーで有名なオタクの街としても知られるようになり、国内外から多くの観光客を集めています。

このような秋葉原ですが、実は珍スポットについてもいくつか存在しているというのは、あまり知られてはいないのではないでしょうか?

そこで、今回は秋葉原に存在している珍スポットのうちの一つである柳森神社について、実際に訪ねた際の様子をもとに小編にて紹介します。

秋葉原の珍スポットといったら、以前このブログでも紹介された謎の自販機群が有名ですね。

それ以外にも、秋葉原には珍スポットとされる場所がいくつかあるのよ。今回は果たしてどのような光景を見ることできるのかしら。

目次

ユニークなたぬき像が鎮座する柳森神社

今回紹介する珍スポット・柳森神社があるのは、東京都千代田区神田須田町。JR秋葉原駅から徒歩5分と大変アクセスがよいところに位置しています。

この日は都内珍スポット巡りの一環として、徒歩で当地を訪問しました。秋葉原駅からだと神田ふれあい橋を通るルートが最短だと思われますが、本郷方面から向かっていた筆者は万世橋経由して目的地を目指します。

柳森神社とご由緒

万世橋から少し歩くと、今回の目的地が見えてきました。神田川沿いにひっそりと位置している神社はあまり目立たず、知らなければ通り過ぎてしまいそうな印象を受けます。

実際、筆者も学生時代にこの付近を散策することがありましたが、当時はこの神社の存在に気づかず通りすぎていました(汗)

神社の建物にはこの柳森神社の由来が掛けられていて、敷地外からその内容を確認することができます。

これによると、室町時代の1458年(長禄2年)に太田道灌公が江戸城の鬼門除けとして、京都の伏見稲荷を勧請して御祀りしたのが、この神社の始まりとされています。このとき、神田川土堤一帯には柳の木が植樹され繁茂していたことから、柳森神社と呼称されるようになり、江戸時代には商売繫盛の神として広く信仰されていたということです。

このように、柳森神社は室町時代に創建された歴史ある神社であることがわかりますね。また最近では、大人気ゲームであり後にアニメ化もされた「STEINS;GATE」に登場したことで、聖地巡礼として訪問する方もいるそうです。

ユニークなたぬき像

それではいよいよ境内の様子を見ていくことにしましょう。道路に面した鳥居をくぐると境内全体を見渡すことができます。一見特に変わった様子はないようにも思われますが、よく見るとそこには目を疑ってしまうようなものが鎮座しているのです…!

∑(๑ºдº๑)!!

本堂入口の両脇といったら、一般的な神社ならば狛犬、稲荷神社なら狐がいるところですが、ここで鎮座しているのはなんと“たぬき”なのです!しかも思わず目が行ってしまうのは、異常なほどに膨れ上がったお腹。見ることができるのはこの柳森神社だけではないかというほど、不思議な格好をしたたぬきによって、ここは見事な珍スポットとなっています。

調べたところによると、これは妊娠してお腹が大きくなった雌たぬきの像であるということ。男性の睾丸が肥大化したものではないことに注意しましょう。

大変ユニークな雌たぬきの像ですが、それと対になっている雄たぬきの像もこれに負けず劣らず特徴的となっています。それでは、こちらもその様子を見ていくことにしましょう!

∑(๑ºдº๑)!!

鳥居脇に立っている雄たぬきの像は、なんとも巨大な睾丸を持っています。こちらもなんとも特徴的で、思わず目を見張ってしまうこと間違いなしでしょう!

また巨大な睾丸に加えて、大きく目を見開いた表情についてもシュールな印象を受け、この像が大変ユニークであることに一役買っていますね。このように鳥居の両脇にたつユニークなたぬきの像により、この柳森神社は珍スポットとしての様相を呈しているのでした。

気になってしまうのは、伏見稲荷を勧請した神社に狐ではなく、何故たぬきの石像が鎮座しているのかということですが、その答えは境内にある祠で見つけることができます。

上の写真が“おたぬきさん”という呼び名でも親しまれている福寿神を祀っている祠。説明板によると、江戸時代に五代将軍綱吉公の御生母であった桂昌院によって、江戸城内に福寿いなりとして創建されたということです。

桂昌院は八百屋の娘であったが、春日局に見込まれて、三代将軍家光公の側室となり、綱吉公の御生母となりました。このことから、大奥の御女中衆は、他を抜いて(たぬき)玉の輿に乗った院の幸運にあやかりたいとこぞっておたぬきさんを崇拝したとされています。

開運、諸願成就、殊に近年は”他を抜いて”受験、勝運、出世運、気運向上にご利益があるとされている福寿神ですが、明治時代に柳森神社に合祀されたことにより、現在の地に鎮座しているということ。

このような経緯から、桂昌院が創建した福寿神が柳森神社に合祀されたことにより、この秋葉原近くにユニークなたぬき像が立つようになったということが読み取れますね。柳森神社が珍スポットの様相を呈しているのは、江戸時代から続く信仰によるものであったのです。

本堂

柳森神社にはたぬきの他にもいくつかの見どころがあります。例えば、たぬき像の先にある柳森神社の本堂。

こちらは本当に変わったところもなく、一般的な神社によくありそうな古風な日本建築となっております。京都の伏見稲荷を勧請していることから、両脇に立っているのはたぬきではなく狐になります。

力石群

また、江戸時代に若者たちの間で重量のある石を持ち上げて力自慢を競うことが流行したとされていますが、その際に用いられた力石群(ちからいしぐん)というものもあります。

柳森神社の境内にあるのは、当時の力士で大関として名を上げた神田川徳蔵こと飯田徳蔵と、その一派が生前使った石の一部ということで、彼らの功績を称えて後世に集められたものとされています。

富士塚

手水鉢の隣には富士講関連の石碑群などもあります。このように柳森神社の境内には、江戸時代の文化を色濃く残すものが多く残されているのです。

あのユニークなたぬき像は、江戸時代からの信仰によって生まれたものなんだね。

まとめ

今回紹介した珍スポット・柳森神社、いかがでしたか!?

境内に鎮座している大変ユニークなたぬき像は珍スポット的な景観を呈しており、それは江戸時代に五代将軍綱吉公の御生母・桂昌院によって創建された”おたぬきさん”こと福寿神への信仰の系譜にたつものだということができるでしょう。

秋葉原駅から徒歩5分と大変アクセスがよいところに位置しているため、秋葉原へ行った際には観光の一環として立ち寄ってみるのもよいと考えられます。

江戸時代からの信仰により生まれたユニークなたぬき像に見るロマン、気になる方はぜひ柳森神社を参拝してみましょう!

まとめ
  • 柳森神社は、東京の秋葉原付近に位置している。
  • 境内では、大きく膨れたお腹や非常に大きい睾丸を特徴とした、大変ユニークなたぬき像が鎮座している。
  • たぬき像は、江戸時代に五代将軍綱吉公の御生母・桂昌院によって創建された”おたぬきさん”こと福寿神への信仰の系譜にたつものである。

訪問日:2023年12月23日

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