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厄よけ魚籃観音-相模湾をのぞむ巨大な観音様とは!? (神奈川県小田原市)

鎌倉や江の島を初めとした様々な観光地が位置しており、海水浴やサーフィンなどの聖地として有名な湘南エリアを含有する神奈川県南部。

このエリアには大船観音寺の観音様という珍スポットがあるということは、以前このブログでも紹介した通りですが、実はこれ以外にもまた独特の雰囲気を呈している観音像があるのです。

そこで今回は、そのような珍スポットである薬王山東善院の厄除け魚籃観音について、実際に訪問した際の様子をもとに小編で紹介します。

大船観音寺の巨大な観音様は、なかなか独特な珍スポットでしたよね。

ところが相模湾沿いには、それ以外にもユニークな観音像が立っている場所があるのよ。果たして今回は、どのような光景を見ることになるのかしら。

目次

相模湾をのぞむ巨大な観音様

今回の珍スポット・厄よけ魚籃観音は、神奈川県小田原市早川にあります。この日は神奈川ツーリングの締めくくりとして、夕暮れ時に当地を訪問しました。

目的地付近は閑静な住宅街となっており、設置されていた「厄よけ魚籃観音」の案内板に従って、狭い道を恐る恐る進んでいきます。

道を抜けると、そこには古風な寺院がありました。このお寺は約600年ほど前に建立された薬王山東善院というお寺で、本尊を薬師如来、脇仏を厄よけ魚籃観音とされています。

お寺の門前には立派な石段が構えてありますが、山門のようなものはなく、近くには「山門不幸」と書かれた立て札が設置されていました。山門に何かあったのでしょうか…

濃緑の屋根と白を基調とした本堂は立派な風格を呈しています。そして、その本堂横からは何やら異様な存在感を放っているものがあることに気づきました。いったいこの気配はなんなのか、その正体を見極めるために、境内の左方へと進んでいくとそこには、驚きの光景が待っていました…!

∑(๑ºдº๑)!!

境内の奥には、白色の巨大な観音像が立っていました!そう、これこそ、今回珍スポットとして紹介する厄よけ魚籃観音なのです…!

近くで見ると、圧巻の大きさですね… それもそのはず、コンクリート製のこの観音様は、なんと約13メートルもの大きさがあるとのことです。

相模湾沿いの巨大な観音様といったら、以前紹介した鎌倉の大船観音寺のものを思い浮かべてしまいますが、今回の観音様も負けず劣らず、強い存在感を示しています。

この巨大な観音様が立っている立派な台座には、「魚籃大観音」と彫られた石碑がはめ込まれており、お寺でよく見られる浄財箱も設置されてありました。

また、台座横にはめ込まれた石碑によると、昭和時代に、海上安全や大漁満足、我々に栄養源として生命を捧げている魚介類への報恩感謝の供養、わが国の建設と殉国の英霊並びに大戦による犠牲者と世界無名戦士の冥福を祈念したいと念願して、魚籃大観音の建立計画が立てられ、約3年の月日をかけて制作され、この厄よけ魚籃観音は建立したということでした。

台座横には内部へと続く扉が設置されておりました。こちらは鍵が閉められておりましたが、ひょっとしたら例祭日などは中に入って、観音様の胎内めぐりをすることができるのでしょうか。

改めて境内から離れてみてみると、観音像が住宅街を見渡せる場所に立っていることがわかります。相模湾をのぞむ住宅街の中にたつこの巨大な観音様は、日々人々の生活を見守っていてくれていることでしょう。

住宅街のなかに、まさかこんな巨大な観音様があるなんて驚きだなあ。

まとめ

今回紹介した珍スポット・厄除け魚籃観音、いかがでしたか!?

約13メートルという巨大な大きさを誇る観音様は、住宅街という場所の意外性も相まって、ちょっと驚きの光景を呈している珍スポットということができるでしょう。

相模湾沿いには観光スポットがたくさんあるため、それらの場所と併せて訪問すると、楽しい旅の思い出がまた一つ増えるかもしれませんね。

相模湾をのぞむ巨大な観音像から感じるロマン、興味を持った方はぜひ薬王山東善院の厄除け魚籃観音へ参拝に行きましょう!

まとめ
  • 約13メートルもの高さを誇る厄よけ魚籃観音は、神奈川県小田原市早川の相模湾沿いの住宅街の中にある。
  • 昭和時代に様々な念願をするため、約3年の月日をかけて制作された。

訪問日:2024年4月20日

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