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長厳寺の巨大な磨崖仏、お寺の裏山で微笑み鎮座するその光景とは?(群馬県甘楽郡)

磨崖仏。それは石仏の一種として自然の岩壁などに彫刻された仏像で、人々の信仰の表れとして、古来よりアジアの仏教圏で広く見られてきました。

そのような磨崖仏は宗教彫刻でありながら、時には不思議な雰囲気をまとった珍スポットとして立ち表れてくることもあり、このブログでもこれまでに磨崖仏に関する場所をいくつか紹介してきました。

今回紹介するのは、お寺の裏山にあってその巨大さで有名な長厳寺(ちょうごんじ)の磨崖仏。果たして今回我々はどのような光景を目にすることになるのでしょうか。

約8か月ぶりの新着記事ですね。
もうこのブログ終わっちゃたのかと思っていました。

転職や転居、方向性の模索などで管理人さんも忙しかったみたいね。
久しぶりに扱う珍スポットはいったいどのような場所かしら。

目次

磨崖仏のある長厳寺

今回紹介する珍スポット・長厳寺(ちょうごんじ)の磨崖仏は、群馬県甘楽郡に鎮座しています。今回は東京の自宅からオートバイで関越自動車道を走行して目的地へと赴きます。

なんと群馬の有名な珍スポット・アダルト保育園のすぐ近くということもあり、アダルト保育園を見たその足で長厳寺へと訪問しました。

県道から小脇の道に入って少し走ると、川を目の前にして、木々が生い茂った土地にひっそりとそのお寺はたたずんでいます。門前には長厳寺と書かれた石標や数体のお地蔵さん、山門へと続く石段などを構えており、風格あるお寺であることが見て取れますね。

インターネット上に長厳寺に関する情報が少なくまた公式HPもないようですが、群馬県の歴史や観光、見所を扱っているあるサイトによると、「長厳寺の創建は不詳ですが古くは連石山を修行の場とする修験道場だったとされ、鎌倉時代後期の文永8年(1271)に行円法師によって天台宗寺院に改宗開山して」いたとされています。(群馬県:歴史・観光・見所「長厳寺」)

石段を登っていくと目に見えてくるのがこちらが本堂。珍スポットのちの字もないような、いかにも歴史ある立派なお寺といった感じですね。こちらに本当に珍スポットなどあるのでしょうか。

CHECK
  • 磨崖仏があるとされる長厳寺は、群馬県甘楽郡の人里離れた自然の中にひっそりとたたずんでいる。
  • 古くは連石山を修行の場とする修験道場だったとされ、鎌倉時代後期の文永8年(1271)に行円法師によって天台宗寺院に改宗開山されたとされている。
  • 群馬県の有名な珍スポット・アダルト保育園からわずか約2km程度の場所にある。

都会の喧騒からは遠く離れた自然の中にひっそりとたたずんでいる、非常に古風なお寺なんだなあ。

巨大な磨崖仏

磨崖仏への行き方

お寺の周囲を探しても磨崖仏は見当たらないため、本当に噂の場所はここなのかと疑ってしまう方もいるかもしれません。(実際、筆者も初めはそのように思いました。)

実は磨崖仏はお寺の境内のようなわかりやすい場所ではなく、境内の右端のほうから伸びる石段を上った裏山にあるとされています。途中道が分岐していたりしますが、磨崖仏があるとされるのは「清心のみち」と案内されている道のほう。

石段を上っていくと、途中大きな蜘蛛の巣があったり草が石段のほうへはみ出していたりと、お世辞にも進みやすい場所とは言えませんでした。また虫も飛んでいるので、防虫スプレーなどの対策をしていったほうがよさそうなところです。(事前によく調べずに訪問した筆者はそのような対策はしておりませんでしたが汗)

さらに石段を上がっていくと、しばらくして何やら上ってくる者を見つめているような気配に気がつきます。もしやこれは…高鳴る期待を胸にして、一気にその気配のする方に向かうと、そこには驚愕の光景が筆者を待っているのでした…!

磨崖仏との邂逅

∑(๑ºдº๑)!!

こ、これが噂に聞いた磨崖仏…!事前に想像していたのをはるかに上回るような大きさです。微笑んでいる大仏様の顔をした磨崖仏は斜面に彫られており、のけぞるような角度で訪問者を見下ろしているような印象を受けてしまいます。

この磨崖仏の出自ですが、JA甘楽富岡のホームページによると、「仏教彫刻に深い関心を持った吉田文作さん(故人)が、ご自身が60歳を迎える前に完成させようと、昭和54年から6年の歳月をかけて彫り上げた」とされています。(JA甘楽富岡「長厳寺裏山の摩崖仏(甘楽町小幡)」)

昭和54年とその歴史は割と新しいようですが、仏教彫刻に関心をもつ個人が6年もかけて完成させたという事実は目を見張るものがありますね。

そして具体的な大きさとしては、「高さ10メートル、幅8メートル、奥行き2メートルあり、当時、日本一の大きさと言われました。」(同上)ということです。「当時、日本一」という限定がちょっと気になりますが(後発の磨崖仏に抜かされた?)、それに目をつむっても驚くべき大きさですね。

磨崖仏付近のもの

磨崖仏には尊い仏様が宿るということで、近くには参拝者の奉納を受けるための賽銭箱がありました。筆者も小銭を納めて、道中の安全をひっそりとお祈りします。

また磨崖仏だけではないようで、磨崖仏付近の地面にも石に彫られた彫刻がありました。こちらは亀でしょうか。
自然と風景の中に溶け込んでいるようです。

こちらは獅子かな?磨崖仏ばかりに気を取られてこちらを見落とすことがないように注意が必要ですね。

CHECK
  • 磨崖仏は境内の右端のほうから伸びる清心のみちという石段を上った裏山にある。
  • 個人が昭和54年から6年の歳月をかけて彫り上げたもので、当時は日本一の大きさとされた。

大仏様が微笑みをうかべる表情がなんといっても素敵ね。
あなたは最近、笑顔を忘れていませんか?

まとめ

今回紹介した長厳寺の巨大な磨崖仏は、自然の中にたたずむお寺の裏山に、思いもよらずひっそりと鎮座しているというこれまた風変わりな珍スポットです。

高さ10メートルにも及ぶその大きさはもちろんのこと、大仏様がその顔にうかべる慈悲深い微笑みに訪問者の目が奪われてしまうことは間違いなしでしょう。

磨崖仏に一見の価値があることは間違いなしですが、割とショートに見終わってしまうくらいのボリュームであるため、他の観光地や近くの有名な珍スポット・アダルト保育園などと併せていくのがよいと思います。

微笑みをうかべる巨大な磨崖仏から感じるロマン、気になる方はぜひ長厳寺の磨崖仏へご訪問あれ!

まとめ
  • 巨大な磨崖仏がある長厳寺は、かつて連石山を修行の場とする修験道場だったとされ、鎌倉時代後期の文永8年(1271)に行円法師によって天台宗寺院に改宗開山されたとされる。
  • 巨大な磨崖仏自体は個人が昭和54年から6年の歳月をかけて彫り上げたもので、当時は日本一の大きさとされた。

訪問日:2023年9月3日

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