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長福寿寺、金運アップのご利益に満ちた境内で見る不思議な光景とは?(千葉県長生郡)

お金を欲する気持ち、資本主義的思考が当たり前の現代人なら誰しも多かれ少なかれ持つところではないでしょうか?そして一生懸命働かずとも宝くじに当選するなどの幸運により莫大なお金が懐に転がり込んだなどといったら最高ですよね。

そのような現代人に対して、金運アップするご利益を与えてくれて、かつ一般的な寺院では見ることができないような不思議な光景が呈しているお寺があります。

今回珍スポットとして紹介するそのようなお寺の名前は長福寿寺、果たしてそこではどのような光景を目にすることになるのでしょうか?

金運アップで莫大なお金を手にして、サラリーマン生活からFireしたいなあ。

あなたのその利己的な願いが叶うかは不明だけど、今回は金運アップをしてくれる珍妙なお寺の紹介となるそうよ。

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目次

いざ、長福寿寺へ!

今回紹介する珍スポット・長福寿寺は、千葉県長生郡長南町にあります。この日は東京の自宅から首都高-東京アクアライン-圏央道を経由して目的地へと向かいます。

お寺に到着

高速ICを降りてしばらく田舎道を進むと、金色の像や「宝くじ当選」「金運増大」などの文言が掲載された、大変奇抜な長福寿寺の看板が見えてきました。

看板の案内に従って進み、駐車場にオートバイを駐車。早速あたりを散策していくことになりますが、本堂へ行く前にすでに長福寿寺がとてもユニークなお寺であることが垣間見ることができます。

入口

まずはお寺の正門の方へ向かい記念撮影しようとすると、そこには驚愕の光景が目に入ってきたのです…!

∑(๑ºдº๑)!!

ゾウ!?なんと道路に面したお寺の正面には、躍動的に鼻を持ち上げた黄金色の大きなゾウの像が立っているのです!田舎道という文脈とは無関係に突如として現れるこのゾウの印象といったら衝撃的であることこの上ないでしょう…!

参詣道

また正面門から入った先には車止めの役割を果たしているとも思われるハローキティちゃんなどの像。ハローキティちゃんのなかに観音様もさりげなく入っていて、大変シュールな光景を呈しております。

さらに近くの人工芝の上には、2頭の像を模した滑り台が設置されておりました。ここは公園?お寺ではないのか?本堂へ行く前からしてすでにカオスな空間が作りだされているのです…!

正門や参詣道からしてすでに混沌としたこの長福寿寺、果たして境内ではどのような光景が繰り広げられているのでしょうか?案内図に従って進んでいくことにします。

CHECK
  • 長福寿寺があるのは千葉県長生郡長南町。
  • 入口には黄金のゾウの像、参詣道にはハローキティの石像やゾウの親子の滑り台が設置されており、一般的なお寺とは異なった、ただならぬ雰囲気が醸し出されている。

入口や参詣道でこれだから、本堂は境内はもっとすごいことになっているのだろうなあ。

本堂とご由緒

本堂の様子

参詣道を少し進むと本堂が見えてきます。遠目には普通の本堂に見えなくもないですが、よく見ると明らかに一般的なお寺にはないようなものが設置されていることに気づきます。おそるおそる近づいていくと、そこには衝撃的なものが目に入ってくるのです…!

∑(๑ºдº๑)!!

なんとお寺の両サイドには、巨大なゾウの像が屹立しているのです…!正面向かって左のほうに立つのは結ぶ愛と書いて”結愛(ゆめ)ちゃん”。縁結び・恋愛成就の御利益のあるゾウさんであるということです。

∑(๑ºдº๑)!!

そして正面向かって左の方に立つのが、このお寺の代名詞としても有名な”吉(きち)ゾウくん”。このお寺のご利益として大変有名な金運アップをつかさどるとされています。

吉ゾウくんの足元には、参拝者がご利益にあやかろうとしてお供えしたと思われる、キラキラとしたたくさんの金貨が置かれていました。

異様なオブジェは2体の巨大なゾウだけではありません。手前には比較的小さな小型のゾウも設置されておりました。こちらはその小ささのためか、ちょっとかわいらしくも思えます。

本堂前にかけられた絵馬に描かれているのはもちろんゾウさん。吉ゾウくんの絵馬には、金運を上げたい参拝者の切実な願いが書かれておりました。

また吉ゾウくんだけでなく、結愛ちゃんのほうの絵馬もあります。その絵馬はなんとピンク色かつハート型のオブジェにかけられているのです…!

こちらは結愛ちゃんの御利益である縁結びや夫婦円満に関する参拝者の願いが記載されていますね。イラストがまたなんともかわいらしい…

金運アップをつかさどるお寺にふさわしく、本堂のなかは大変きらびやかな装飾がほどこされております。手前には小さな吉ゾウくんのぬいぐるみも置かれておりました。

古風な本堂とは対照的に、派手でとてもお寺とは思えないポスターがいくつも貼られています。どれも長福寿寺の金運アップの御利益をアピールするものばかり!

そこには長福寿寺が別名・金運寺とされ、貯金パワーを倍増させる祈願祭というものも開催されているようです…!

この長福寿寺の金運アップにより、宝くじが当選したなどご利益にあやかった人々のお礼のメッセージがたくさん貼付されておりました。筆者のような小市民には到底得ることのできないような金額を、メッセージを記載した方はみな得ているようです。

お笑い芸人オズワルドも来山するなど、メディアに取り上げられるほど長福寿寺の金運アップは有名なようですね。

本堂手前の階段には、金運とは関係ありませんが、たくさんの印象的な格言が木の板に記載されておりました。こちらはお寺の関係者によるものなのでしょうか?

長福寿寺のご由緒

このように奇抜な長福寿寺ですが、その歴史は大変古く、今からおよそ1200年前の798年に桓武天皇の勅命で、伝教大師最澄によって創建されたということです。

中世においては日本三大学問所とされ、西の比叡山に対し、東の長福寿寺(当時は東叡山と称した)と並べ称されるほどの関東屈指の大古刹だったそうです。

そのような長福寿寺の歴史の中で、吉ゾウくんが現れるのは今から約440年前の室町時代であるとされています

当時の長福寿寺の住職が厳しい修行を積んでいると、火炎の中から人々に幸せをもたらすという吉ゾウくんが降臨します。その吉ゾウくんのいう通りにして住職は吉ゾウくんの御利益を世に知らしめたくさんの人々を幸せに導いたということです。

このように、由緒説明によると長福寿寺は日本伝統仏教の系譜にあると同時に、絶大な金運アップをしてくれる吉ゾウくんという大変独特な要素を兼ね備えたお寺であるようです。

CHECK
  • 本堂の前には巨大なゾウの像である、金運アップの御利益がある吉ゾウくんや縁結び・恋愛成就の御利益のある結愛ちゃんが立っている。
  • 本堂には長福寿寺の金運アップを猛烈にアピールする派手なポスターや、金運アップの御利益を受けた参拝者のお礼の言葉が掲示されている。
  • 798年に桓武天皇の勅命で伝教大師最澄によって創建され、かつては西の比叡山と並べ称されるほどの関東屈指の大古刹だったということである。
  • 室町時代に長福寿寺の住職が厳しい修行を積んでいると、火炎の中から降臨して人々にご利益を与えるようになったのが吉ゾウくんの由縁であるとされている。

お寺に大きなゾウの像があるなんて、斬新すぎて度肝を抜かれるわね!

周辺の設備

このような長福寿寺ですが、本堂以外にも様々な設備により独特な雰囲気が醸し出されています。

災難・厄除け大師が鎮座する建物

その一つとしては、まず日本一の災難除け・厄除け大師が鎮座しているとされる建物。この中からはなぜか大音量でジブリなどのポピュラーな音楽が流れ出ており、果たしてここが本当にお寺なのかと疑ってしまいたくなるほどです。

その前には、木板に書かれた「何があっても大丈夫」「他人と比較するから……苦しいんです」「あなたはあなたらしく」という言葉。いったいどこを目指しているのでしょうか…

おみやげ処

一般的な神社やお寺でもお守りなどを買うところはありますが、この長福寿寺の場合、その場所は「おみやげ処 吉ゾウくんのお庭」。中には金運アップのお守りはもちろん、貯金がたまる黄金の吉ゾウくんの貯金箱や財布など販売されております。

何度も問いたくなりますが、ここは本当にお寺なのか…?

自動販売機

自動販売機の中には吉ゾウくんが描かれてたものも。「一息いれるゾウ」「飲むと幸せになれるゾウ」という言葉とともに、やんわりとしたテイストの吉ゾウくんが描かれております。

おみくじの館

さらには、おみくじに特化した建物としておみくじの館。中にはたくさんの種類のおみくじが設置されておりました。

休憩室

さらに進んでいくと見えてくるのは、木造で建築された洋風の建造物。その扉には「心温まる休憩室」という説明がされておりました。

しかし、中に入って見ると、「心あたたまる」という言葉をよそに、中には誰にもいないようです…

いくつもある机の上に並んでいるのは、書籍や雑誌が並べてありました。中にはもちろん金運アップに関するものもあります…!

菩提樹

さらに奥の庭へ進むと目に入ってくるのが洋風の木造構築物の中で育成されている植物。それはお釈迦様がその下で悟りを開いたとされる菩提樹であり、寒さに弱いため温室のなかで育てているということです。

その説明には、日本の屋外で見かけるのは中国菩提樹といって本物のインド菩提樹ではないとされており、一方、この長福寿寺のものは正真正銘のインド菩提樹であることが強調されておりました。

吉ゾウくんで「運だめし!!」だゾウ

そして、最後に見えてくるのがプールのような囲いのなかに、小さな吉ゾウくんが立つ施設。「プールのような」というのは、筆者が訪問したこの日にはその中に水がなかったからです。

この施設は「吉ゾウくんで「運だめし!!」だゾウ」ということで、100円玉を投げて吉ゾウくんの体や足元に硬貨が乗ればご利益を得られるというもの。筆者も金運アップを目指して吉ゾウくんの方へ100円玉を投げる、すると硬貨は足元よりさらに手前側という微妙な場所に落ちましたとさ。

CHECK
  • 本堂以外にも大音量の音楽が流れる建物やおみやげ処、心温まる休憩室、本物のインド菩提樹、吉ゾウくんで「運だめし!!」だゾウなどが設備されていて、一般的なお寺とは異なった、奇抜な光景が作り出されている。

境内のいろいろなところに奇抜な光景を見ることができるんだなあ。

まとめ

今回紹介した長福寿寺、いかがでしたか?

長い歴史を持つお寺でありながらも、金運アップのご利益を軸として、巨大なゾウの像を始めとする様々な奇抜な要素をもつこのお寺は、純粋に金運アップも願う人に加えて、珍スポットファンもぜひとも参拝してみたいところでしょう。

参拝したことにより、このブログもアクセス数が伸び、アドセンスやアフィリエイトの収益がうなぎ登りになることを祈るばかりです(笑)

金運アップのご利益を猛烈にアピールする斬新なお寺から感じるロマン、気になる方はぜひ長福寿寺へ参拝しに行ってみましょう!

まとめ
  • 長福寿寺があるのは千葉県長生郡長南町。
  • 本堂の前には巨大なゾウの像として、金運アップの御利益がある吉ゾウくんや縁結び・恋愛成就の御利益のある結愛ちゃんが立っている。
  • 本堂には長福寿寺の金運アップを猛烈にアピールする派手なポスターや、金運アップの御利益を受けた参拝者のお礼の言葉が掲示されている。
  • 798年に桓武天皇の勅命により伝教大師最澄によって創建され、かつては西の比叡山と並べ称されるほどの関東屈指の大古刹だったということである。
  • 本堂以外にも大音量の音楽が流れる建物やおみやげ処、心温まる休憩室、本物のインド菩提樹、「吉ゾウくんで「運だめし!!」だゾウ」などが設備されていて、一般的なお寺とは異なった、奇抜な光景が作り出されている。

訪問日:2023年11月4日

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