幻想的な街並みの九份やパワースポットとして有名な龍山寺、様々なグルメを食べ歩きできる夜市など、たくさんの観光スポットがある台湾。
飛行機で4時間程度とアクセスがよいため、日本からも年中多くの観光客が足を運んでいます。
このように魅力あふれる台湾ですが、その台湾の雰囲気を味わえる珍スポットが、なんと埼玉の田舎にあるのです。
その珍スポットの名前は五千頭の龍が昇る聖天宮。今回はこの珍スポットを、実際に訪れたときの記録をもとに紹介していきます。
果たしてそこではどのような珍光景を見ることができるのでしょうか。

田舎で台湾を味わえるはずないでしょう。



ところが、そんな夢のような施設が、珍スポット資源の豊富な埼玉に存在しているのよ。
五千頭の龍が昇る聖天宮
今回の珍スポット・五千頭の龍が昇る聖天宮は、埼玉県坂戸市にあります。この日は埼玉の珍スポットを巡るツーリングの途中で立ち寄りました。
周辺は田畑が広がっていて、このような場所に、台湾の雰囲気を味わえる珍スポットがあるのかと思ってしまうほどの田園風景となっております。


目的地へ到着すると、珍スポットと呼ばれる割には、多くの観光客でにぎわっている印象です。
駐車場にオートバイを停め、遠目に見える建造物へと近づいていくと、その豪華な外観は想像以上。まるで台湾へ来たかのような光景が広がっていました。
田園風景にたつ絢爛豪華な寺院


∑(๑ºдº๑)!!
埼玉の田舎に、本当に台湾を思い起こさせるような立派な建物がありました…!その絢爛豪華な迫力に、思わず圧倒されてしまいます。
その非日常的な雰囲気もあってか、門の前ではコスプレ撮影をしている人の姿も見られました。


門の近くには案内板もあり、下記のようにこのお寺の建造経緯などについて記載されておりました。
この内容によると、康國典大法師という方が、道教の最高神「三清道祖」のおかげで病気が完治したとして感謝し、その感謝の意を込めて、お告げのあった坂戸の地に15年もの歳月をかけて、この聖天宮を建立したということです。
国内最大級の道教のお宮とされており、実際に使われている装飾品も台湾から運ばれたものとのことです。道理で台湾の雰囲気があるわけですね。
前殿


門をくぐった先には、さらに立派な建物が立っていました。先ほどの「天門」が入口だとすると、こちらは本殿前の「前殿」にあたる建物です。何重にも重なる黄金色の屋根や精巧な装飾は見事で、まるで台湾の観光地を訪れたかのような気分になります。


屋根の上には龍や鳥の装飾が何重にも飾られており、「いったい何匹いるんだろう…」と思ってしまうほどです。その名の通り、五千頭もの龍が昇っているかのような迫力です。その精巧なつくりに思わず目を奪われてしまいました。


屋根の下には色鮮やかな人物像や金色の装飾が施されており、その情報量の多さに圧倒されます。細部まで見ていくと、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
中庭と本殿
前殿から中庭に入っても、台湾風の装飾はまだまだ続きます。


前殿側の壁には、黄金色の服をまとった巨大な像が何体も並んでいました。訪問者を見下ろしているのかと思ってしまうほど大きく、大変迫力あるものとなっております。


壁面には古き中国を思わせる絵画も埋め込まれていました。後光を放つ人物を中心に多くの人々が描かれており、まるで中国の歴史物語の一場面を見ているようです。


そして、中庭の中央に立っているのが、道教の最高神「三清道祖」と道教の神々が祀られている本殿です。天門や前殿と同様、こちらも絢爛豪華な装飾や龍をはじめとした精巧な彫刻が特徴的で、堂々とした雰囲気を漂わせています。


本殿の前には、九頭の龍が絡み合う巨大な彫刻も設置されていました。説明板によると、一枚の岩から彫られた「九龍網(キュウリュウモウ)」という作品とのことです。
九頭の龍は万物を網羅する神の威厳を表し、永久の「久」として縁起のよい意味も持つそうです。細部まで丁寧に彫り込まれており、その説明通り威厳あふれる作品という印象を受けました。


九龍網以外にも、本殿には龍を初めとする石の彫刻がいくつも並べられていました。空を見上げるその姿は、本当に天へと昇っていくかのようです。


龍の他にも、獅子や麒麟を思わせる霊獣の石像も並んでいました。台湾の寺院を訪れたかのような異国情緒あふれる光景です。


よく見ると柱まで石の彫像となっていますが、こちらは龍はもちろん、人の表情まで彫られているほど大変精巧です。細かな装飾が幾重にも重なっており、どうやって彫ったのだろうと思ってしまうほどでした。
説明板によると、こちらは台湾の観音山で採れる高さ約5メートルの岩に彫刻を施したものとのことです。一本の岩からこれほど複雑な作品を生み出した職人の技術には、ただただ驚かされました。


日本の神社・寺院と同様、本殿の中には神様が祀られているようでした。華美な装飾の奥に見える3体の像は、この寺院で信仰されている道教の最高神「三清道祖」を表しているものと思われます。左右には、本殿を守護するかのような武人風の像も立っていました。


上を見上げると、黄金色をはじめとした色鮮やかな装飾や絵画が施されており、道教の最高神を祀るにふさわしい豪華な空間となっていました。
休憩スペース
天門や前殿、本殿は豪華な装飾や彫刻が見どころでしたが、本殿内の休憩スペースにも思わぬ見どころがありました。


例えば設置されている自動販売機では、台湾ソーセージや小籠包などの台湾グルメが販売されていました。建物や装飾だけでなく、食べ物でも台湾気分を味わえるのは面白いところです。


聖天宮のキーホルダーや缶バッジなどを販売している自動販売機もありました。参拝の記念やお土産として購入するのもよいかもしれません。


楼閣


その他にも、本殿内にある階段から、外から見えた左右の楼閣へ上ることができます。せっかくなので、上階の様子も見てみることにしましょう。


階段を上った2階には、立派な鐘や太鼓が吊るされていました。鮮やかな赤色に龍の装飾が施されており、日本の神社や寺院とはまた違った雰囲気を感じます。


窓の外の景色はまた格別で、聖天宮の広場と天門を一望することができます。遠くには田畑や住宅が広がっていて、田舎に台湾の雰囲気が出現している場所なのだとわかりますね。


台湾が好きな方であれば、きっと楽しめるスポットではないでしょうか。



埼玉の田舎のはずなのに、台湾の雰囲気に圧倒されちゃうわね。
まとめ


今回紹介した珍スポット・五千頭の龍が昇る聖天宮、いかがでしたか!?
周囲には田畑が広がる埼玉の田園地帯。しかし、その一角には本当に台湾へ来たかのような異国情緒あふれる空間が広がっていました。
豪華絢爛な建築や数々の龍の彫刻はもちろん、台湾グルメやグッズなども楽しむことができ、観光スポットとしても見ごたえ十分です。
台湾旅行が好きな方はもちろん、少し変わった場所を巡るのが好きな方にもおすすめできるスポットといえるでしょう。
埼玉の田園地帯に現れた台湾から感じるロマン、気になる方はぜひ五千頭の龍が昇る聖天宮まで足を運んでみてください!
訪問日:2023年9月17日
アクセス・施設情報
- 住所 :埼玉県坂戸市塚越51-1
- アクセス:首都圏中央連絡自動車道 坂戸ICより約1.5km 5分
- 営業時間:10:00-16:00
- 休日 :年中無休
- 料金 :大人 500円(高校生以上)/中学生 250円/小学生以下 500円
- 駐車場 :有
- 公式HP :https://www.seitenkyu.com/


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