メインメニュー
都道府県別
月別アーカイブ

徳島県三好市の山里・名頃で暮らすかかしたち!天空の村・かかしの里

カカシ、本来その用途は田畑の中で立ち、作物を荒らす鳥などの害獣を追い払うための役割となります。

しかし、カカシたちがそのような本来の用途を逸脱し、人間たちと同じように生活している場所が存在するとしたらどうしますか?

そのような場所が、なんと徳島の山中の国道沿いにあるのです。

今回は、天空の村・かかしの里について紹介します。

目次

国道沿いに待つカカシたち

今回紹介する珍スポットは、徳島の国道439号沿いにあります。

国道439号は通称ヨサクと呼ばれ、酷い道(酷道)であることで有名です

筆者は酷道好きであるため、徳島自動車道経由はあえて取らず、徳島市から国道438号、439号経由で目的地に向かいました。

一車線しかない箇所、落石や砂利がおちている箇所、コンクリート舗装がはがれた箇所、見通しが悪い箇所など多数あるため、運転に自身のない方はこの経路は通らないようにしてください。

徳島市から80kmほど走り、山道の運転も飽きてきたころに突如人影が見えます。

お兄さんが立って首を傾けながらこちらを見ていますが、そのお兄さんはなんと人間ではなくカカシなのです。

傍らには自転車もあり、いかにも今自転車に乗ってきたところという感じが出ております。

そう、この場所こそ今回の紹介する珍スポット、天空の村・かかしの里なのです。

この場所にはこれでもかというほど、たくさんのカカシたちが様々なバリエーションで私たちを待ってくれているのです。

早速筆者はこの場所を散策し、様々なカカシたちを見て回りました。

仲睦まじいカカシたち

それではまず、仲睦まじいカカシたちを見ていきましょう。

こちらはご夫婦と思われるカカシ

藁で作業をする夫の肩へ、妻が頭を寄りかからせていて幸せなご夫婦という印象を受けます。

次は親子と思われるカカシ

父親が子の肩を抱き、仲良く並んで座っています。

親子と思われるカカシpart2

父親が子供を後ろから抱いています。

座って仲良く休憩するおばあさんカカシ

孫とおばあさん達の集まりのカカシ

自慢の孫を、他のおばあさんたちに紹介しているのでしょうか。

親御さんや子供の集まりのカカシ。みんな幸せそうですね。

本当の人間に負けず劣らずの仲睦まじさを見せてくれるカカシたちでした。

作業をするカカシたち

続いては作業をするカカシたちを見ていきましょう。

草むらで作業をするおじいさんカカシ。除草作業でもしているのでしょうか。

ヘルメットをかぶり、徐行の標識を抱えるお兄さんカカシ

こちらは工事のために誘導をしているのでしょう。

標識をもつのは重くないのか。。

自転車に乗るお兄さんカカシ

手前には「無断立入禁止 コロナ感染予防のためというタイムリーな話題の看板も

この周囲はほったからしではなく、きちんと管理者がいることがわかりますね。

農作業をするカカシたちもぽつぽつと見えます。

木材加工場のカカシたち

作業場ではありながら、自然にコミュニケーションをとっているようですね。

人間と同じように、カカシたちにも生活のための作業があるようです。

謎の「かかし工房」

そして、近くにはたくさんのカカシたちが集まる謎の建物がありました。

そして、建物に掲げてあるのはかかし工房の文字。

どういうことなのでしょう。カカシたちが作業する場所ということでしょうか。

それとも、このカカシたちが作られる場所なのでしょうか。

いずれにせよ、このカカシたちと何らかの関係がある建物であることは間違いなさそうです。

案内や説明などはないようですが、誰が何の目的で、こんなにたくさんのカカシたちを作ったのでしょうか。

ひょっとして、あまり人気はないようですが、このようなにぎわいのある村を製作者は夢見ていたのでしょうか。

山道沿いにカカシたちという、なかなか不思議で独特な場所でした。

国道沿いのカカシたちと感じるロマン、興味のある方はぜひ天空の村・かかしの里へ!

訪問日:2021年7月23日

詳細情報

クリックして応援お願いします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次