食品や調理器具の専門店が軒を連ねる「かっぱ橋道具街」。100を超える店舗が並ぶ、日本有数の道具街として知られています。
その名の通り、街には河童にまつわる伝承が残されており、「かっぱ河太郎像」をはじめ、河童の置物や装飾も数多く見られます。
そんな“河童の街”を歩いていると、通りから少し外れた場所に、河童に関する不思議なお寺が存在していました。
今回訪れたのは、東京都台東区の曹源寺。そこで目にしたのは、この街ならではとも言える、なんとも奇妙な光景でした。

かっぱ橋道具街といったら、通りの巨大なコック像「ニイミおじさん」など、珍スポットとして有名ですよね。



もちろん通りにはちょっと変わった光景がいくつも見られるけど、通りから少し離れたところにも、不思議なスポットがあるのよ。
ユニークなかっぱ像がたたずむお寺
今回の珍スポット・曹源寺は、東京都台東区のかっぱ橋道具街付近にあります。この日は、自宅からの散歩も兼ねて、実際に足を運んでみました。


入り口は知らなければお寺とはわからないくらいの、落ち着いた門構えとなっておりました。


表札を見ると、「曹洞宗 曹源寺」に並んで「かっぱ寺」と書かれていました。このお寺が、河童と深い関わりを持つ場所であることが伝わってきます。


また、表札の横には「かっぱ寺」の由緒書きも掲げられていました。
そこには、合羽商「合羽川太郎」と、彼に助けられた河童による堀割工事の伝承が記されています。
この話が、「かっぱ橋商店街」や「かっぱ寺」の名前の由来になったとも言われているそうです。
河童にまつわる伝承も確認したところで、いよいよ境内の中へと入っていくことにします。すると、門から入って右のところには、すでに奇妙な光景が展開されているのでした…!


∑(๑ºдº๑)!!
そこに立っていたのは、まるで人の顔のようにも見える、不思議な木彫りの像。台座には「かっぱのぎーちゃん」と書かれており、どうやら河童をモチーフにした作品のようです…!


「かっぱのぎーちゃん」像の隣には、「かっぱ寺」と彫られた石碑も。かっぱにまつわる不思議な光景は、境内の入口からすでに始まっていたのでした…!


参道を進んだ先にあるのは本堂。クリーム色の外観をしており、比較的新しい建物のように見えました。


参道横にも、小さなお堂や石像、石碑などが並んでいるようです。何やら妙な気配を感じたため、近づいてみることにしました。


∑(๑ºдº๑)!!
手前の小さな石像には、河童の夫婦のような姿が。なんとも愛嬌のある表情をしており、見ていると少し微笑ましい気持ちになります。


河童にまつわるものは、これ以外にもまだまだあります。こちらは腕を組み、堂々と構える河童像。どことなく威厳も感じられます。


さらに奥には、色のついた河童像もありました。木陰に隠れるように正座しており、先ほどの堂々とした像とはまた違った、どこかこじんまりとした雰囲気です。


何匹もの河童が彫られた石碑もありました。これまで見てきた像とは雰囲気が異なり、どこか長い歴史を感じさせます。


そして石像や石碑の横には、歴史を感じさせる小さなお堂もありました。掲げられた幟には「河童大明神」と書かれており、河童を祀っている場所であることがわかります。


賽銭箱の上には、なんと大量のキュウリが供えられていました。河童大明神らしい、なんともユニークなお供え物です。
お堂の中を覗くと、そこには河童大明神の姿も。残念ながら写真でうまく撮影できませんでしたが、内部の様子は公式ホームページでも確認することができます。



かっぱ橋道具街の近くに、こんなたくさんの河童を見られるお寺があるなんて、すごく感動的ね。
まとめ


今回紹介した珍スポット・曹源寺、いかがでしたでしょうか?
日本有数の道具街として知られる「かっぱ橋道具街」。そのすぐ近くには、河童伝説と深く結びついた「かっぱ寺」が存在していました。
境内には数多くの河童像や石碑が並んでおり、この街の歴史に根差した珍スポットと言えるでしょう。
浅草や上野からもアクセスしやすいため、近くへ訪れた際は、かっぱ橋散策とあわせて立ち寄ってみるのもよいかもしれませんね。
河童にまつわる不思議なお寺から感じるロマン、気になった方はぜひ曹源寺まで足を運んでみてください!
訪問日:2026年3月15日
詳細情報
- 住所 :東京都台東区松が谷3丁目7−2
- アクセス:地下鉄銀座線稲荷町駅より徒歩12分/地下鉄日比谷線入谷駅より徒歩12分
- 拝観料 :無料
- 駐車場 :なし
- 公式HP :https://www.sogenji.jp/
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