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水戸芸術館シンボルタワー-水戸市街に立つ幾何学的な構造物とは?(茨城県水戸市)

珍スポットは各々の特徴に応じて、いくつかにカテゴリー化することができますが、その一つに建築物という範疇があります。

独特な形状をした建築物は、見る者に不思議な印象を与えるとともに、どのようにして作ったのか、なぜこのようなものをつくったのかといった疑問を投げかけてきます。

今回紹介するのはそのような珍スポットの例の一つである水戸芸術館シンボルタワーについて、実際に訪ねた際の様子をもとに小編にて紹介します。

変な建物を建てたら、建築法違反になりませんか?

変な建物でも、大体はちゃんと法律に則っているものよ。果たして今回はどのような光景を見ることになるのかしら。

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目次

街中に立つ幾何学的構造物

今回の珍スポット・水戸芸術館シンボルタワーは、茨城県水戸市五軒町にあります。

この日は茨城ツーリングの一環として、当地に立ち寄りました。近くの駐輪場にオートバイを停車して目的地の方を見ると、そこには目を疑うようなものが立っているのです…!

∑(๑ºдº๑)!!

平和であるはずの市街地において独特な存在感を示して立っているのは、三角形状のチタンパネルをいくつも組み合わせた幾何学的構造物、しかもそれはすごい高さとなっております!

このあまりにも個性的な姿をした構造物こそ、今回珍スポットとして紹介する水戸芸術館シンボルタワーなのです。

公式HPによると、水戸芸術館のシンボルとして建てられたこの塔は、1989年の水戸市制100周年を記念して地上100mの高さになっているということで、1辺9.6mにも及び正三角形で構成された正四面体を規則的に積み重ねた形態は未来的なイメージを喚起させているということです。

さらに稜線をたどっていくと、三重らせんが空に向かって上昇していくデザインは、無限に発展する水戸を象徴しているとのこと。

シンボルタワーの下は芝生の広場になっており、カップルや親子連れが幾人も歩いていました。また広場の奥の方には、芸術的なオブジェが展示されていたりもします。

そして、このシンボルタワーの驚くべきは外観だけでなく、なんと中に入り塔の上まで上がることができることです。

タワーの下にはガラス戸の入り口がありました。筆者も早速、タワーの中に入ってその様子を見ていくことにします。

1階にはシンボルタワー建設時の写真や小型模型など、タワーにまつわる展示物がいくつか並んでいました。

フロアの中心にはエレベーターが通っている太い支柱があります。受付機にて入場料200円を払った後、係りの方の指示に従い、エレベーターに搭乗します。

エレベーターはガラス張りとなっていて、タワーの内部構造を見ながら地上86.4mにある最上部の展望室へ上がっていくことになります。幾何学的な外観からもうかがえるように、その内部も大変複雑になっている印象を受けました。

最上階の展望室にあがると、そこはまるでSFの宇宙船の中であるかのような構造となっていました。丸型の窓がついていて、そこから外を覗くことができるようになっています。

外観が三角形状のチタンパネルの組み合わせとなっているため、内部にはそれを支えるための柱がいくつも通っていました。

中央部にはさらに上に登るための階段がありますが、こちらは一般の方は入れない場所のようで、おそらく管理者が立ち入る場所だと思われます。

さらに展望室の壁にはタワー構造の安全性について説明した張り紙。非常に複雑な外観をしている水戸芸術館シンボルタワーですが、地震では最大級の震度、台風に関しては瞬間最大風速54m/秒に耐えられる強度を確保しているということで、東日本大震災後にも問題はなかったそうです。

展望室内部の観察が終わったところで、丸型の窓から外を覗くと、そこには青空の下に広がる水戸市街の光景。観光の際の素晴らしい思い出の一つとなりそうですね。

他に例を見なさそうな、独特な概観をしたタワーだなあ。

まとめ

今回紹介した珍スポット・水戸芸術館シンボルタワー、いかがでしたか!?

他には例を見ないような幾何学的形態をしたこのタワーは、水戸市街において独特な存在感を示しており、見ている者に非日常的な印象を与える珍スポットということができるでしょう。

水戸市の他の観光スポットにも近いところに位置しているため、偕楽園で梅を見る際に併せてシンボルタワーも訪問するということもできますね。

水戸の市街地に立つ幾何学的構造をした建築物のロマン、気になる方はぜひ水戸芸術館シンボルタワーを訪問してみましょう!

まとめ
  • 水戸芸術館シンボルタワーは、茨城県水戸市五軒町にある。
  • 1辺9.6mにも及び正三角形で構成された正四面体を積み重ねた形態をしており、水戸市制100周年を記念して地上100mの高さになっている。
  • タワー内部のエレベーターに乗って、地上86.4mにある最上部の展望室へあがることができる。

訪問日:2024年2月18日

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